先日、地域の「自主防災訓練」に参加し、
起震車で、【震度7】 の地震を体験してきました。
「 賃貸住宅 の 耐震対策は? 」
安心ポイント2つを書きましたので、楽しんでお読みくださいね。
震度7の起震車体験について
座って体験しましたが、身を守るだけで精一杯でした。
東日本大震災時、関東においては「震度5強」でしたね。
ある阪神淡路大震災(震度6)後のアンケートでは、
「何もできなかった」、「自分の身を守るのみ」だった
と6割の方が回答されたとのことでした。
地震における死亡原因
■ 東日本大震災: 9割が、溺死。
■ 阪神淡路大震災: 8割が、窒息死・圧死(倒壊家屋等による)。
※ 圧迫死の9割の方は、発生直後15分以内の即死だそうです。
とにかく、通常の地震では
『 圧迫死 』に気をつけるべきとのこと。
賃貸住宅 の 地震対策は?
首都直下型地震は、阪神淡路大震災に近い状況と予測されるとのこと。
つまり「圧迫死」を避けることが第一。
圧迫死を避けるためのポイント2つ
① 住宅が耐震構造になっている
② 家庭内の家具の固定
①につていは、賃貸住宅にお住まいの方は、耐震対策について確認する方法として、昭和56年以降に建てられた建物か? が判断ポイントになります。
昭和56年に、新耐震基準が施行され、それ以降建築の住宅は耐震対策がなされたものとなります。震度6強~7程度の地震に対しては倒壊・崩壊しない程度とされています。
②については、訓練時に、家具の固定がとにかく大事と伺いました。
保存食等の対策も大事ですが、まず地震発生時に生き残ることが第一です。
私個人の話ですが、本棚が複数書斎にあり、天井つっぱり棒、または、敷くだけのストッパー、で対策していました。東日本大震災で、転倒や本の飛び出しゼロ。効果がありましたので、ご参考まで。
ちなみに、弊社の管理物件は、
全て、昭和56年以降建築の新耐震基準です。
みなさまの、安心な賃貸住宅ライフのためにご参考になれば幸いです。
まとめ:
① 建物は「昭和56年以降」建築ですか?それ以前の場合は、耐震対策を。
② 家庭内の「家具の固定」はしてありますか?少しの手間で安心を。